ツートンカラーの立派な塊根部と、５枚に分かれた葉っぱの可愛らしさのギャップが可愛すぎる、アデニア・グラウカ。伸ばし続けるとトンガリ帽子みたいになり、それはそれで可愛いのですが、この子は敢えての強剪定で切り口を作り、背丈を短く整えてあります。樹形のユニークさから人気のコーデックスの１種です。

SIZE: 塊根直径 約6.5cm / 高さ 約22cm（鉢込み）/ 4号鉢（鉢直径約12cm ）

●アデニア・グラウカの生態
南アフリカ原産のトケイソウ科の植物。岩の多い乾燥したサバンナに自生しています。ぽってりとしたツートンカラーの幹が特徴的で、自生地では最大１メートルほどに成長するそう。和名は幻蝶かずらとも呼ばれ、５つに分かれた葉のヒラヒラ感から名づけられたのではないかと思われますが、なんとも素敵な和名ですよね。アデニア属の中では比較的丈夫で寒さにも強く、コーデックス初心者の方にもオススメできる種類となっています。

●アデニア・グラウカの育て方
１年を通して、明るい場所で管理します。夏場の強い日差しは幹や葉が焼けてしまうことがあるので、そのような時期は軽く遮光することをオススメします。水やりは土が乾燥したらたっぷりと。乾燥帯の植物には珍しく、水を好む傾向があるため、成長期は頻度を少し高めると成長が早くなります。（その分、縦に伸びやすくなるので、様子を見ながら行ってください。）葉が落ちた後は、春まで断水しますが、室内に取り込んでいる場合は、成長を続ける可能性があるため、様子を見ながら水やりしてください。また、風通しを良くすることで、ギュッと締まった美しい株に育ちます。